JPG→PNG→GIFなどの変換は拡張子変えとけばいいんじゃね?
2017年07月29日(UPDATE:2017年09月10日)
検証 | GIF , JPG , Photoshop , PNG , 変換 , 画像処理
JPG→PNG、PNG→GIF、GIF→JPGだったりと、いちいち画像編集ソフトを立ち上げて変換するのは大変だったり、そもそも画像編集ソフトが無かったりするときに、意外と面倒なのが画像の変換。
そんなわけで、じゃあ拡張子を変えるだけでもいいんじゃないか?と思ったり思わなかったりしたので、色々試してみた。
結論
拡張子だけ変えるやり方は、やってはいけない。
うん。まあ、そりゃそうだよね。これで、拡張子変えるだけで大丈夫だぜやっほぃ!とかだったら、衝撃的な事実となるけど、そんなことはなかった。
だが、まあ待て。ダメなのは100も承知で、じゃあ実際やったらどんな挙動するのか試して、やっぱだめだなってことがわかったから、ダメな理由の証明としてはこのエントリーを参考にしていただきたい。
実は拡張子を無理やり変えても、意外と大丈夫
正確には「のように見える」と言うべきか。
実際、無理やり拡張子を変更してもそんなに支障は出ない。
というのも、Windowsなら「フォトビューワー」「フォトギャラリー」「ペイント」、Macなら「Preview」で余裕で閲覧可能だ。
ブラウザでも問題なく見ることができる。それぞれのJPG化、GIF化、PNG化すべて大丈夫だ。
画像編集ツールはやっぱりダメ
閲覧だけなら何の問題もないのだが、画像編集になるとやはりダメだ。例えばフォトショップとか、CLIP SUDIOとか画像編集系は形式と実物の違いでエラーが出る。
まあ、これは当然っちゃ当然だが、JPG、PNG、GIFは規格が全く違うので、それを変更したらそのファイルは使えなくなるのは普通のことだ。むしろなんで閲覧は大丈夫なのかって疑問が湧いてくる。
閲覧できるのは拡張子を無視してくれているだけ
さらに、気になって、アニメーションGIFをJPGに無理やり変えたらどんな挙動するのか調べたところ、ブラウザだと、JPGなのにアニメーションが動いているっていう魔法現象がおきた。
う。。動くぞ!!(※画像はイメージです。)
JPGでアニメーションが動くというのはありえないので、まあつまりは以下のようなことだ。
ブラウザを含めたビューワー系のソフトは、拡張子に関係なく、そのファイルが何かを判別し、寛大に表示してくれているということ。もう少し細かく言うと、上記の場合「.jpg」を拡張子として認識せず、「sample.jpg.gif」として、出力してくれてる。
(ブラウザで出力されたファイルをダウンロードすると上記のファイル名になっています。)
つまり、拡張子云々はあまり関係なく以下のように「.aiueo」に変えたとしても出力自体は可能だったりします。
さて
ここで、大きな問題がある。。
それは、この記事をどうまとめるかだ。
あまりにも何の役にも立たなそうなエントリーだが、強いて言うなら、マジックには使えるかもしれない。JPGでアニメーションを動かすマジックや、拡張子「.aiueo」で画像を表示させるマジックなどには有効だ。
あとは、微粒子レベルの確率で、拡張子が付いていない画像の拡張子を調べなくてはいけないときに、ブラウザに一回突っ込んで取り出す(保存する)と、正しい拡張子がくっついた状態でダウンロードできる。から便利だな。
以上
コメント
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で、正しく拡張子を変えるにはどうすれば良いのか? も書いてくれたら助かったのに。
そこが知りたかったです。 -
コミックビューアーでwebpが対応してなかったのでためしに連番ソフトでjpgに変更したらビューアーで見れたのはこういうことだったのか…
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画像は映るけどWindows10の挙動が少しおかしくなる。
変更した画像が入ったフォルダの名前を変更するといったんサムネが最小化して全部名前が消えて下から順にサムネが元に戻る挙動をする。
挙動後は普通に使えるが… -
同じ考えから同じ結論に至った方がいて安心(?)しました。
ダメなものはダメですよね。笑 -
とても勉強になります。
参考にいたします。
誠にありがとうございます。
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筆者:
puc(ぷく)
WEBディレクター/エンジニアとして働きながら、副業でFXをしています。
FXは専業とまでは行っていないのですが、3年間やり続け、ようやく安定してプラスを出せるようになりました。
このブログでは、FXをメインに、沼底を照らせる一筋の光になるような記事を提供できればと思っています。
知りたいことを記事にしてくれていたので助かりました。
ありがとうございます!